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Javaの特徴や魅力

プログラミング言語のJavaは、昔から広く使われる言語の１つであり、アプリ開発やWebサービス開発など幅広い用途に使える便利な言語であります。

よく混同されがちな「JavaScript」とは別物であるJavaですが、その大きな特徴の1つ目としてあげられることは、オブジェクト指向の言語であるということです。
1つの「モノ」を組み立てるように表現するオブジェクト指向のプログラミング言語は、比較的構造を把握しやすく、書きやすいという特徴があり、その点でJavaも扱いやすいということができるでしょう。

また、2つ目の大きな特徴としてJavaはプラットフォーム・OSに依存せず、どんな環境でも使うことができるという点があります。
Javaは、「JVM（Java Virtual Machine：Java仮想マシン）」というもので動いているため、OS側の環境に頼ることなく、このJava仮想マシンさえ動けばどんなコンピューターでも動かすことができるのです。

さらに、200種類以上あるプログラミング言語の中でも昔から愛用され、高い人気・需要を誇るJavaは、いくつかの言語の元となっていることも特筆すべきでしょう。

Javaの習得難易度・勉強方法・資格

Javaは、RubyやPHPなどの初心者向けの言語とは少し異なり、コード自体の記述が難しく、覚えることが多いため、比較的習得が難しい言語として認識されています。

C言語と並び、習得に時間がかかると言われているこのJavaの学習方法としては、まず最初に基本文法とIDE（統合開発環境）について学ぶことがオススメされるでしょう。
また、基本として最初の段階でプロジェクト管理やテストコードについて学んでおくことも、その先の技術習得のためには必要なことかもしれません。
オンライン教材や参考書などを用いてこのような基礎の部分をしっかりと習得して、その後に、データベースやライブラリの使い方、更には実践的な機能実装などの練習を行なってみてください。

Javaの技術を保証する資格としては、サーティファイ株式会社が運営しているJavaプログラミング能力認定試験や、Oracle認定Javaプログラマなどの資格があげられます。
それぞれ3つのクラスがあり、筆記試験や実技試験が課せられることとなりますので、資格取得を狙う方は、しっかりと対策を行なって試験に臨んでみてください。

Javaの将来性・市場

1995年の登場以来、長くITの現場で使われているJavaの言語としての将来性はどこまであるのでしょうか。

実際のところ、近年ではPythonやGoなどの言語を使って開発を行う企業も増えており、その将来性はひたすら明るいということはなさそうです。

しかし実際のところ、汎用言語として企業の中枢システムなどに使われていることも多いJavaの需要は急速に萎むということはなく、運用や改善などの案件は継続的に出てくることが予想されます。
大企業や官公庁などでは、システムの改良に大きなコストを要する他、保守的に既存の技術を使おうとする傾向が強く、簡単に勢いのあるその他の言語に取って代わられるということは考えにくいのです。

また、Javaの求人や開発案件の市場に関しても、これからどんどん広がっていくということは考えにくいですが、一方ですぐになくなるということもなく、世界で1、2を争う汎用的な言語としてまだ存在感を示すでしょう。

組み込みシステムやandroid機器向けアプリ開発などの案件は、今後も継続的に市場に出回るため、Javaをかけるエンジニアの方にはまだ仕事が降りてくるのではないでしょうか。

Javaの主要なフレームワーク

Javaフレームワークの中で主要なものをいくつかご紹介します。

JSF（JavaServer Faces）

Struts

Spring Framework

以上3つが、主要なフレームワークとして有名なものとなりますが、その他にもStrutsをベースとしたSAStrutsやPlay Frameworkなどいくつかの種類があるので、自らのニーズに合うものを選んでみてください。