2017年02月08日
大部分のWebサービスは、ID（ユーザー名）、パスワードで認証を行っています。当然のことながらユーザーは登録しているサービスの数だけID、パスワードを設定しなければなりません。
しかし、多くのユーザーは多数のアカウントを管理できずに同じものを流用しているのが現状ではないでしょうか。
これはセキュリティーの観点からすれば非常に危険な行為です。でも、「分かっちゃいるけど管理が面倒」という心情も分からないではありません。そんな、人にとって朗報ともいえるサービスが、パスワード管理アプリである「1Password」です。
1Passwordとは？
1Passwordは、パスワードを管理するアプリケーションで、これを使えば、ネットショップやネットバンク、Google、Apple IDなどすべてのパスワードを一括管理することができます。
ついつい同じID、パスワードを流用してしまうのは、「いちいち覚えるのが面倒」「どれにどのID、パスワードを設定したかを忘れてしまう」というのが最大の理由ですので、この煩わしさから解放されるアプリならば利用しない手はありませんね。
1PassWordは、Windows・Mac・iPhone/iPad（iOs）・Android版があり、それぞれ有料のアプリケーションです。iOS・Androidは、インストールは無料、アプリ内で課金されます。一度インストールすれば複数のデバイスでパスワード等の情報共有が可能となります。
1Passwordの基本的な利用法
アプリを起動後、マスターパスワードを設定します。マスターパスワードはセキュリティーの生命線です。これだけは絶対に紛失したり忘れないようにしてください。あとは利用するサイトとそのID・パスワードを登録します。
以降はアプリからサイトにアクセスすると、自動的にID・パスワードが入力されます。またiCloud、Dropboxと同期できる機能もありますので、複数のデバイスで1Passwordを利用することが可能です。
1Passwordで情報を管理するメリット・デメリット
「1Password」ではパスワードをはじめとする様々な情報を一元管理でき、複数のデバイスで同期しておけば時と場所を選ばずに情報を閲覧できます。何よりパスワードを記憶するという煩雑な作業から解放されるのが大きなメリットです。
一方、アプリ自体のパスワードが流出してしまうと全データが漏えいしてしまう恐れがあるので注意が必要です。
最後に
「1Password」はユーザーの支持の高いパスワード管理ツールとして有名です。期間限定で半額などキャンペーン価格にて購入することもできる時期もありますので、この時期に利用を検討されることをおススメします。
