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SEが転職で成功するために、知ってほしい失敗例

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2019年01月30日

SEと呼ばれるシステムエンジニアは今、かなりの売り手市場になっています。慢性的に続くITエンジニア不足にどの業界も頭を悩ませているからです。

しかし、沢山の情報を仕入れ、どんなに慎重な就職活動をしたとしても会社の本当の姿は実際に中に入ってみなければ分かりません。ベンチャー企業でありがちな、「SEが活き活きと働く、夢のある会社です」などと求人広告で使われる謳い文句に「だまされた」と気付いた頃にはもう手遅れとなってしまいます。

終身雇用制度は事実上破綻しており、退職金もないIT企業は珍しくありません。また、同じ会社に居続けた所で給料も上がらず、転職することが給与アップの近道、とも言われています。

しかしながら、あまりにもブラックな環境で働いている人を除き、今の職場環境よりよい勤め先をしっかりと見定めたいものでしょう。

転職は人生における重大イベントです。そこで、今回はSEの転職において失敗しない方法を考えてみます。

SEが転職を検討すべき状況とは

転職

まず言えることは、現在の仕事内容や報酬に満足できず、それが改善する見込みがなければ躊躇なく転職したほうが良い、ということです。転職はかなりエネルギーを要する大きな決断ですが、迷っている間にスキルは陳腐化し市場価値を落としてしまう可能性が高まります。

不平不満ばかりをこぼしてばかりの人が転職活動でもしようものなら、ただの「根性なし」と一蹴されるのが関の山ですが、現職でこれ以上にないほど手を尽くした上での決断ならば、きっと転職活動も後悔のないものとなることでしょう。

そもそも、あなたがいる会社はちゃんと成長し、少しでも状況は好転していますか?「今は大変だがそのうち環境が良くなる」「みんなで努力してこの大変な時期を乗り越えよう」そういいながらもう3年も経ってしまった、ということはないでしょうか。

手厳しい話ですが3年、5年ベストを尽くしてもダメならば、あと3年ベストを尽くしたとしても状況が好転することはまずないでしょう。下手をすれば会社自体無くなってしまう可能性もあります。SEにとって転職はまさに「思い立ったが吉日」なのです。

自分が転職先で役立てるかをイメージする

SEの転職に失敗するパターンの際たるものは「どんな仕事も一人前のレベルにない」場合です。会社は転職者に即戦力を期待するわけですから、一芸に秀でていなければ、わざわざ中途で採用する理由がありません。

転職者は、スポーツの世界で言えば、助っ人外国人選手のようなものです。即座に適応し結果を求められるばかりか、使えないとわかれば真っ先に切り捨てられる非常に難しい立場です。
一定の領分を仕切れるレベルになければ使い物になりません。

SEの転職情報やフリーランス向けの案件情報などを見ると、「プロダクトを企画立案から、開発、運用まで一人で行ったことがある経験」を求められるケースもあります。それは極端な例としても、設計や運用保守だけでも一人で行っていた経験があると、強みになるでしょう。

企業側もオールオールラウンダーや他の追随を許さないレベルのスキルまで望んでいるわけではありません。一定の領域の仕事を任せられるレベルの人材を求めているのです。

転職することが第一優先であれば、妥協点を決めておく

もし、なにか一つでも自信を持てることが無いのなら、今の会社に残って歯を食いしばって腕を磨くという選択肢もあります。

しかし、自他共に認めるブラック企業で、肉体的・精神的にも限界、ということであれば、その会社から脱出することを考えたくなるのも理解できます。

いずれにしても、転職をする場合は以下のように、妥協点を決めておくのも良い方法です。

  • 仕事を切らさず、継続することが優先なのか
  • 今より楽な仕事ができればよいのか
  • 収入を増やしたいのか。減っても構わないのか
  • 技術を個人で磨くために、プライベートな時間を確保したいのか

など、何を優先し、どんなことを妥協してもよいのかを考えるようにしましょう。

SEは仕事を選べる時代だからこそ、スピードを意識する

スピード

確かに引く手あまたなSEですが、本当に条件の良い求人情報は少なく、あっという間に決定してしまうケースもあります。

良い条件はそれだけ高倍率になる、ということです。SEの「秀でたスキル」の話と同様に、転職を考える際にも、「その企業で働きたい」と思える何かがあるはずで、そういう強みを持った企業の求人には、多くの人が集まります。

そのため、予めめぼしい企業をリサーチしたり、自分の希望とマッチする求人があるかをチェックし、すぐに応募できる体制を整えましょう。職務経歴書を常に新しいものに更新しておいたり、応募求人に合わせて書き方を変える、などの準備も必要です。(嘘はいけませんが、PRポイントを変えて記載することは重要です)

また、現在では転職エージェントを利用するケースも多いと思いますが、早めにエージェントに相談をし、希望の条件を伝えておくと良いでしょう。サイトを見ているだけよりも、さらに自分の希望や条件にあった求人情報を探して、教えてくれます。

そして、転職したい企業が見つかった後でも、スピード感を意識することは大切です。できるだけ面接等は速やかに出向くようにして下さい。1人しか採用しないのに、同じようなスキルや経験を持つ候補者が複数いた場合は、やはり意欲的な人材が欲しいものです。

社内で働きたいならフォスターキャリアがお勧め

ところで、SEの働き方は大きく2つにわかれます。出向して、客先に常駐するタイプの働き方と、自社で働くタイプの働き方です。

もしあなたが社内で働きたいなら、フォスターキャリアをお勧めします。フォスターキャリアはITエンジニア専門の転職エージェントですが、大手転職エージェントと違い、客先常駐タイプの求人情報を掲載していません。

自社でWEBサービスやスマートフォンアプリを開発したり、パッケージ製品を販売している企業などでの自社開発に携わるような求人情報のほか、いわゆる社内SEや情シスといった業務システムやインフラの運用管理(または保守開発)などを行う仕事だけを掲載しています。

そのため求人数は大手の転職エージェントと比べると決して多くないのですが、社内で働きたいSEとしては、魅力的な求人情報が揃っています。

まずは登録して、相談してみることをお勧めします。

フォスターキャリア

最後に確認して欲しいポイント

淘汰の激しいIT業界は、一寸先は闇。かつてのように会社が一生面倒を見てくれるという時代ではありません。従って、SEとして納得のいく環境で働くことができ、かつ自分の腕を買ってくれる会社に転職するというのは自然の流れです。

まずは自分の今の状況を俯瞰して理解し、何を優先して転職をするべきか(または、しないべきか)を決め、常にスピードを意識して、転職活動をして下さい。

そして、客先出向、常駐型の仕事を好まない場合は、フォスターキャリアという転職エージェントをお勧めします。

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