いざフリーランスになるといっても、いきなり会社を辞めて独立…というわけにはいきません。仕事の分野は同じでも正社員とフリーランスは、立場も環境もまったく異なるからです。フリーランスになって成功するためにはそれ相応の準備が必要です。
そこで今回は、フリーランスになる前にやるべきことを10個に厳選してご紹介します。
フリーランスになる前にやるべきこと10個
家族の理解を得る(交際相手がいればその人の理解を得る)
フリーランスとしてやっていく上で家族の理解を得ることは必要不可欠です。理解を得られれば最大の味方となり得られなければ最悪の障害となってしまうことでしょう。安定した収入が保証されているわけではありませんから、家族や身近な人が不安を感じるのは当然のことです。フリーランスになる際は、イの一番に、家族の理解を得る努力をしましょう。
最低1年分の生活費を確保しておく
家族を不安に陥れないためにも、独立前と変わらない生活を送ってもらうことが重要です。現在の状況を踏まえ最低1年分の生活費は確保しておきましょう。
独立後の資金繰り計画を立てておきましょう
手元に資金があったとしても闇雲に使ってしまっては、資金はすぐに底を尽いてしまいます。そこで、うまく仕事が回っている場合と、最悪の状況の二通りの資金繰り計画を立てておきましょう。
フリーランスは立派な個人事業主ですから、会社経営の視点も求められます。
経理業務の知識を習得しておく
今までは会社がやってくれた経理関係の処理もフリーランスは、すべて自分でやらなければなりません。独立前にせめて最低限の知識は身に付けておいた方がよいでしょう。
未払い残業代があれば請求しておきましょう
未払い残業代は、請求日から2年間遡って請求することができます。なかなか請求しづらいという声もありますが、独立後は1円でも惜しい状況が続かないとも限りません。本来受け取ることができた収入ですから、堂々と請求しましょう。
外部のセミナー等に積極的に参加しましょう
会社にいると会社なりのやり方が身に付いてしまい、いざ外に出てみるとその方法は通用しなかったなんてこともよくある話です。外部のセミナー等に参加して社外の人の考え方や手法に触れることも大切です。
身体の悪いところがあれば治しておきましょう
フリーランスになると、大きなプレッシャーとストレスの中で体を壊し、チャンスを逸してしまった人も少なくありません。もし体に悪いところがあれば、正社員のうちに治しておきましょう。入院が必要なら有給休暇の使える会社員の間に完治させましょう。
マンション購入などローン払いが必要な買い物は済ませよう
フリーランスになると、正社員の時代と異なりローンの審査が確実に通りにくくなります。今後支払える見込みがあることが条件ですが、ローン払いが必要な買い物は正社員であるうちに済ませておきましょう。
クレジットカードも作っておきましょう
クレジットカードは、フリーランスではなかなか審査が通りにくいのが現実です。ローン同様正社員のうちに作りましょう。一枚持っておけば、資金繰りに困った際や、現金の持ち合わせがないときに大いに役立ちます。
できるだけ人に会う習慣をつけておきましょう
フリーランスには、自身の人脈以外にも顧客を得るための営業力も必要不可欠です。独立前から職場ではもちろん、客先や同級生など積極的に人に会う習慣をつけ、コミュニケーションを取る努力を重ねましょう。
最後に
以上、フリーランスになる前にやるべきことを10個挙げてみました。フリーランスで成功するための一助となれば幸いです。