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起業の道も夢じゃない!40代以降の中年こそフリーランスになるべき理由とは?

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2018年01月29日

起業というと、若者の起業ばかりが目立ちますが、実際に創業セミナーなどの起業をしたい人が集まる場所へいってみると、創業希望者の半数以上が40代~60代くらいの方で、20代の方もいますが全体としては非常に少ないことがほとんどです。アメリカで起業家の支援や育成をしているカウフマン財団の統計調査によると、アメリカで起業家として最も活動している年齢層は、55歳から64歳までで、しかも起業家の平均年齢は年を経るごとに上昇しています。

なぜ起業家の平均年齢が上昇しているのか

起業といえば、若者ばかりが注目されがちで、余り中年以上の方がするものというイメージは起こりません。しかし実際にセミナーに参加すると、セミナーの種類にもよりますが、実際に若い人の方が少ないのです。起業家の平均年齢が上昇しているというアメリカの調査結果は、日本にもそのまま当てはまることが肌で実感できます。なぜ起業家の平均年齢が上昇しているのでしょうか?

企業で働くことが息苦しい

その理由は様々ですが、まず第一に企業で働くことそのものが息苦しいと感じている人が非常に多いことが挙げられます。現代では企業の在り方自体に疑問を持っている人が増えてきているのです。しかし20代、30代くらいだと、息苦しいと思っても、未来を考えるとそのまま企業にい続けてしまうのです。しかし40代以上になり、嫌でも将来をリアルに考えざるを得なくなると、企業にい続けることに疑問を感じるようになります。

老後が安泰でなくなった

また、昔のようにひとつの企業でずっと働いていれば老後も安泰、という時代ではなくなったことも原因です。安泰ではないからこそ、40代くらいになり、十分な経験と知識を伴ったという自負があれば、未来をどうにかしようと思ったときに必然的に起業を選択肢に含みます。

人生を最後まで充実させたい

 そして、60代以上で起業を志す方に多いのが、退職して引退した老人のような暮らしをおくりたくない、という方です。人生を最後まで充実したものにしたい、という情熱は起業に欠かせないもので、実は60代以上の方が起業したとき、案外成功するケースが多いのです。もちろんその人の多彩な人生経験の蓄積があってこそですが。

多くの起業家が何度も失敗している

起業に失敗は付きものですが、ほとんどの人は起業に1度失敗すると、2度、3度と起業に挑戦しようとは考えません。そして日本は失敗に対し、余り寛容ではありません。シリコンバレーのように街そのもので失敗に対する寛容な姿勢があり、どれだけ失敗したかを話のタネにして起業に挑戦し続けられるような風土は少なくとも日本にはありません。そして、シリコンバレーのような起業家の街でさえ、ほとんどの起業家は実際に芽が出るのは40代を過ぎてからがほとんどのようです。だから、若者でなくても起業を志すことは決して無謀なことではありません。

起業の前にフリーランス

 ただ、いきなり起業となると、リスクが生じます。起業とは店舗や事業所を会社として設立することを指します。店舗を構えようと思ったら、決して安くはないお金が必要となります。だから現実的に失敗するわけにはいかず、だからこそ安易に決断できません。

だから起業の前にフリーランスになることをおすすめします。フリーランスは基本的に企業や個人との業務委託契約によって、仕事を請け負います。だから店舗を構えたりする必要がないので、リスクは少ないです。そして自分の得意な分野がひとつでもあれば、フリーランスとして生計を立てることは可能です。昨今では経費削減の一環か、社員を雇うよりも外注で仕事を済ませてしまおうと考える企業が多いようで、だからこそフリーランスには可能性があります。40代からでも遅いということはありません。

フリーランスで会社員と個人事業主の違いを知る

起業を目標とするにしろ、まずはフリーランスとなってみることで、会社員と個人事業主の感覚の違いを肌で知ることができます。雇われて働くことと雇われないで働くことは意識の上でかなり異なり、起業をする以上は当然雇われないで働くことになるので、フリーランスの感覚に近いため、フリーランスに慣れておけば起業したときに戸惑わなくて済みます。

チャンスをつかんで起業につなげよう

個人事業主としてフリーランスで活動していれば、業界の様々な情報を知ることができるでしょう。あなたが起業を目標としたとき、業界のことを何も知らないのと、知っているのではまるで可能性が違ってきます。それにフリーランスで活動できていれば、たとえ起業に失敗したとしてもフリーランスの立場に戻ればいいだけです。しかし会社員ではそうはいきません。フリーランスという立場そのものが失敗に対して寛容なのです。

そして、若い内の方が柔軟性があるように感じますが、それは組織内での話に限定されます。フリーランスという立場をとったとき、人生経験の蓄積を理由に、実は年齢を重ねた人の方がはるかに柔軟な選択肢を採用することができるのです。だから中年以上の方こそ、フリーランスになり、起業を目指しましょう。失敗してもリスクの少ない起業の仕方を考えてそれを実行していれば、何度でも起業に挑戦できます。1度で起業が成功する人はほとんどいませんから、回数を重ねるほど成功の可能性は上がっていくのです。

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