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スマートフォンアプリ開発とは

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2022年06月09日

スマートフォンアプリ開発を行うエンジニアとは、その名の通りスマホアプリの企画や設計段階から業務に関わり、実際の開発実装やテスト、更にはリリース後の運用・バグ対応、アップデートなどを行う職務を指します。

Webのシステム開発やサーバに関わるエンジニアとは少し異なり、多くの場合toC向けのアプリ開発に携わることが多い他、サーバーやネットワークなどのサーバーサイド側の開発からデザインやUI/UXなどフロントエンドに関わることまで開発を行うことが多いため、幅広い知識と理解が必要となる職種です。

初めの企画設計では、必要な機能やデータベース構築、UI/UXの大まかななデザインを策定する他、クライアントやビジネスサイドと議論を重ねながら少しずつアイデアをブラッシュアップして、仕様書を完成させます。

そして、企画された仕様書に基づいて実際の開発を行い、適宜テストや実機によるユーザーテストなどを挟みながらリリースにこぎ着けるのです。

また、リリース後もバグや障害に対応したり、アップデートを行ったりすることが求められますので、非常に幅広く裁量も大きいことが特徴と言える職業でしょう。

スマートフォンアプリ開発スキルを身につけるには

スマートフォンアプリ開発エンジニアとして必要なスキルにはまず、ネットワークやデータベースに関する知識・理解力が挙げられます。

サーバーサイドとフロントエンドどちらにも精通していることが好ましいアプリエンジニアは、データベース構築やネットワークに関しても深い理解が求められるのです。

スキル獲得のためにはシステム開発などで実働経験を積む他、実際に自分で小規模アプリを開発してみて、データベースやネットワークについて実際に知ることが効率的かもしれません。

また、もちろんアプリを開発するためのプログラミング言語に関する理解や、実際に記述していくためのスキルも必要となります。

言語としては主にiOSの場合Swift、Androidの場合Javaなどについての知識を持ち、実際に運用していけるようなスキルがあれば良いでしょう。

こうしたプログラミング言語に関するスキル獲得のためには、参考書や書籍を使って知識を増やすと同時に、Progateなどのオンライン教材やクラウドサービスを使って実際に自分で動くコードを書くことが、習得の近道と言えるかもしれません。

スマートフォンアプリ開発スキルに関連する資格と勉強方法

スマートフォンアプリ開発スキルを保証してくれる資格に関しては、2015年に始まったスマートデバイスアプリ開発技術検定試験が一番フィットするものとして挙げられます。

iOS、AndroidOS、Swift、Unity向けアプリケーション開発技術に関する検定試験であるいわゆる「スマ検」はスマートフォン向けアプリケーション開発をするエンジニアの方にとって、自らのスキルを客観的に示してくれる優れたものでしょう。

また、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が実施するシステムアーキテクト試験や、Andoridの開発スキルを担保するAndroid技術者認定試験も同様にスマートフォンアプリケーションエンジニアとして持っておいた方が良い資格の1つかもしれません。

これらの資格を獲得するための勉強方法としては、やはりそれぞれの資格の参考書・過去問などを購入して、そのカリキュラムに沿って学習してくことが一番の近道だと言えます。

また、実働の中で初めて知ったコードや分からなかったことについてその場で書き留めて、後で学習するようなサイクルを身につけることも学習方法として効率的であり、資格獲得に近くでしょう。

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