ストレスが溜まり仕事に行きたくないとき、会社に行かなければいけないという義務と、休みたいという欲求が心の中で戦う状態に。
こんなとき、どのように気持ちを切り替えれば、会社に行こうと思えるのでしょうか。ストレスで、出社拒否になる理由と対応策をご紹介します。
仕事でミスをした(出社拒否)
仕事で大きなミスをした後は、上司や部署の同僚と顔を合わせにくいものです。小さなミスであっても、細かいミスが続いた状況では出社したくないこともあるかもしれません。完璧に仕事をこなしたいと思っている人ほど、ミスをしたときに落ち込みやすいものです。
しかし、ときには自分もミスをすることを認め、なぜミスをしてしまったか考えましょう。スケジュールに無理があった、疲れがたまっていた、ミスを犯しやすいスキームであった等、何か理由はあるはずです。いつまでも落ち込まずに、次に繋げる気持ちが大切です。
ミスによって上司や周囲の人に迷惑をかけたのであれば、出社したらまず、「昨日はすみませんでした」と改めて謝っておきましょう。あとは、気持ちを切り替えて仕事に励むのみです。
職場の人間関係の悩み
職場で苦手な人がいると、顔を合わせるのが憂鬱で次第に出社するのが嫌になることがあるかもしれません。明らかな嫌がらせ行為を受けて、業務に支障がでるような性質のものであれば、上司に相談するべきです。
しかし、嫌味を言われる程度のことや相性の問題であれば、「その程度の人間」と割り切りましょう。気の合わない人と接することも業務のうちです。
やりたい仕事ではない
仕事内容に不満がある場合、モチベーションが下がり、出社意欲が失せてきがちです。しかし、仕事はモチベーションが上がらなくても、こなせばよい局面もあります。まずは、目の前のタスクをひとつひとつ片づけていくことだけを考えましょう。
仕事がつまらなくても、会社に行く理由をつくるのも手。好きな人に会いに行く、給料で○○を買う、会社帰りに飲みに行くなど、会社に行く理由を仕事以外のことに結び付けてみましょう。実際に仕事を辞めてしまうと時間が無限にあり、案外退屈で困るものです。
最後に確認して欲しい
完璧主義になり過ぎないことが、出社拒否を招かないコツです。疲労が溜まっているときは、まわりの人に迷惑がかかりにくい日を選んで、1日だけ休んでリフレッシュするのもよいでしょう。
ただし、憂鬱な気持ちが続く、倦怠感や不眠、頭痛、胃腸の痛みなど身体に症状が出ているといった場合には、うつ病の可能性もありますので、一度専門医に診てもらうべきかもしれません。