副業や在宅で仕事をするのが当たり前になってきましたが、企業に比べて営業力などが劣っているフリーランスにとっては、仕事をしてほしい相手とスキルなどを踏まえてマッチングしてくれるクラウドソーシングサービスはとてもありがたいものです。
しかし、こうしたクラウドソーシングサービスは、何も良いことばかりではありません。利用する際には気をつけるべきポイントがあります。
では、何に気をつける必要があるのでしょうか。
ここに注意しよう!クラウドソーシングサービスの利用
仕事と営業活動を並行して、自分で行う必要があり、時間も無いためになかなか自分で仕事を探し続ける事が難しいフリーランスにとって、希望の仕事とスキルをマッチングさせるサービスはとてもありがたいものです。しかし、このサービスを利用する際には、注意すべき点もあります。
手軽に利用できる便利なクラウドソーシングサービス
一般の企業に勤める会社員と違って、フリーランスは自分で営業して仕事を受注してくる必要があります。しかし、多くのフリーランスにとって自力で多くの仕事を受注してくるのは非常に難しいものです。
このように企業に比べて営業力で及ばないフリーランスにとって非常にありがたいのが、クラウドワークスやランサーズといった仕事と人をマッチングさせるサービスです。
このサービスでは、「仕事をしたい人」と「仕事をしてほしい人や企業」をうまくつなぐことで、フリーランスが仕事を得やすくなるメリットがあります。
フリーランスにとっては注意すべき点も
クラウドソーシングサービスは、フリーランスにとって非常にメリットのあるサービスですが、そこには良いことばかりではなく、注意すべき点もあります。例えば以下のようなものです。
- 悪質な依頼者がいる
- 単価が非常に安いケースが多い
- 報酬が未払いになるケースがある
- 業務委託契約の内容をしっかりと理解しておく
クラウドソーシングサービスでは、非常に単価が安い案件がたくさんあります。例えば、1記事100円の依頼などもざらにありますが、執筆時間を考えると、最低賃金を大幅に下回っているでしょう。
また、とにかくクレームをつけて契約破棄に持ち込むなど悪質な業者も頻発しているようです。
他にも報酬未払いや、契約関連のトラブルなども多く、フリーランスにとっては注意すべき内容となっています。
トラブルにならないために
クラウドソーシングサービスを使っているとトラブルになってしまうことがあります。こうした時はどのように対応すれば良いのでしょうか。
トラブルにならないようにするために、気をつけるべきことは、以下のようなものです。
- 相手が高評価を得ていることや、口コミなどを確認しておく
- 発注数がコンスタントに高く継続していることを確認しておく
- メールなどをやりとりした場合は、ビジネスマナーをわきまえているかどうか確認する
- 不必要な個人情報を求めてこないことを確認する
一概にこれらに該当しないクライアントはすべて問題があるわけではありませんが、ひとたび揉め事になると解決には余計な手間や時間もかかりますし、大きなストレスになります。
万が一、それでも問題になった場合は、それぞれのクラウドソーシングサービスのサポートに連絡して対応を相談してみましょう。
まとめ
営業力が乏しいフリーランスにとって、自分が希望する仕事やスキルとマッチングすることができるサービスは非常にありがたいものです。
しかし、このサービスには便利な反面、いくつかの注意すべき点があります。例えば、今回紹介したような、「悪質な依頼者がいる」ことや、「単価が非常に安いケースがある」ことなど、さまざまな点があります。
こういったことを含めて、クライアントとのトラブルが発生した場合は、クラウドソーシングサービスのカスタマーサポートを利用するという方法も良いでしょう。クライアントとのトラブルは、フリーランスに限らず仕事をしているとどうしても経験するものでもあります。無用なトラブルを避けるためにも、クラウドソーシングサービスを利用する際には、ぜひ今回の記事を参考にして注意をしておくようにしましょう。