会社勤めをしていると毎年健康診断がありますよね。検査の種類によっては前日の夕食から絶食が必要になるなど、なかなか面倒なものだと感じている方も多いでしょう。しかし、これが結果として病気の早期発見や、生活習慣病の改善につながるなど、健康上のメリットにもなっています。
フリーランスにはこういった仕組みはありません。しかし、フリーランスであるからこそ健康診断による健康管理はとても大切なのです。
フリーランスにとっての健康管理の意味とは
会社員にとってもフリーランスで働く人にとっても、当然健康であることは大切です。しかし、フリーランスにとって健康管理はより重要な意味を持ちます。それはどうしてでしょうか。
働けなくなればどうなる?
会社員であれば、もし病気などで会社を休んでも給与は受け取れますが、フリーランスの場合はそうはいきません。フリーランスで仕事をしている場合、働けないということは以下のようなことにつながります。
- 収入がなくなる
- 継続していた仕事を失う可能性がある
フリーランスとして働いているということは、働けない場合に、このように会社員とは違う部分でのデメリットが生じます。会社員と違ってフリーランスは、働いたら働いただけ収入がアップするという良い側面もありますが、逆に働けないと収入がその分落ちてしまうと言う非常に大きなリスクがあります。当然全く働けないとゼロです。
健康管理の意味とは
働けなくなるという状態になる原因の一つに「健康問題」があります。健康でなくなると働けなくなり、フリーランスの場合は収入が絶たれてしまいます。
また、働けなくなるまではいかなくても、健康でないとクライアントを満足させるような良い仕事がなかなかできなくなる可能性もあるでしょうし、仕事自体の効率も低下しかねません。もちろん体調が悪い、程度であれば柔軟な対応をしてもらえる可能性もありますが、入退院を繰り返しているほどの状況にもなりますと、スケジュール通りに依頼した仕事をこなすことができるのか、信用問題にも繋がります。これでは、契約の失注や、売上の低下などの悪影響にもつながりかねません。
フリーランスは、自ら営業し、仕事をする必要があります。そのため会社員以上に健康に留意し、最高のパフォーマンスが発揮できる状態にしておくことがとても大切です。
健康診断をうけましょう
フリーランスで働く人に限らず、パフォーマンスの良い仕事をするためには健康であることが大切であり、健康管理が欠かせません。そして、健康管理を行う上で、健康診断を活用して、健康状態をチェックすることは非常に重要です。
健康診断を受ける方法
では、どこで健康診断を受ければ良いのでしょうか。
健康診断自体は、多くの医療機関で受けられるようになっています。念の為、自治体の関係部署に確認しておくと良いでしょう。
また、ある一定の年齢になると助成や無料で診断を受けられるサービスを提供しているケースもあるので、併せて利用するとお得です。
それでも健康診断がいやだ、という人へ
それでも、生理的に健康診断という物自体が納得行かない人もいるかもしれません。正社員であっても同じで、健康診断はおろか、人間ドッグなんてもってほか、という人は一定数存在します。
本来であれば、定期的に検査をすることが重要です。ですが、ある程度年齢を重ねていると、万全の体調のまま日々を過ごせていることが少ないことに気づきませんか?
関節が痛い。腰が痛い。たまに頭痛がする。胃がムカムカしやすくなった、疲れやすくなった、などですね。
要は、そういう症状をほっておいてはいけない、ということです。「なぜ定期的に検査を受けなくてはならないのか」という考え方ではなく、「少しでも体に異変を感じたら、病院に行こう」という考え方に切り替えてみてください。
結果としては健康診断を受けているのと同じように、いろんな科で複数の検査をすることになるかもしれませんが、原因があって、それを解決市に行くと思えば、気持ちも違うはずです。
また、それが長期的には健康を維持することに繋がっています。
まとめ
フリーランスで働く場合は、会社員と違って仕事をしないと全く収入がゼロになってしまうというリスクを背負います。
例えば、健康を害して仕事が出来なくなれば当然そうなります。そうならないためにも、健康診断などを活用して日頃からの健康管理をしっかりと行うことがとても大切です。
会社員として働く以上に自らの健康に留意するようにしましょう。