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フリーランスでもそろそろ持っていたほうが便利なマイナンバーカード

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2018年09月11日

日本国民全員に12桁のマイナンバーを割り当てたマイナンバー制度は、社会保障や税などの分野に限定して運用されています。このマイナンバーを記載したカードがマイナンバーカードで、身分証明書などとして利用することが出来ます。

しかし、実際には身分証明書として多くの人が使っているのは運転免許証ですよね。果たしてマイナンバーカードは取得するメリットがあるのでしょうか。特にフリーランスで働く場合に着目して考えてみましょう。

普及の現状とメリット

着目画像

マイナンバー制度が始まって2年が過ぎましたが、現状でマイナンバーカードはどの程度普及しているのでしょうか。

マイナンバーカード普及の実際

多くのメリットがあるとして政府が導入を進めるマイナンバーカードですが、実際の普及率はどの程度なのでしょうか。

2018年3月1日でのマイナンバーカードの普及率は10.7%と低調な状態に留まっています。運用開始前の政府の発行目標枚数が8700万枚であるのに対し、1367万2762枚しか発行されていないのが現状です。

このように、まだまだマイナンバーカードの普及は進んでいないのが現状です。

フリーランスも持つべき。マイナンバーカード

まだまだ普及しているとは言い難いマイナンバーカードですが、実はフリーランスにとってはいろいろとメリットがあります。

フリーランスにとってのメリットとは

一般の会社員にとって、マイナンバーを利用する機会はそれほど多くはありません。せいぜい「年末調整の時に会社にマイナンバーを提出する」といった程度ではないでしょうか。

しかし、個人事業主として仕事をするフリーランスにとっては、それ以外の大きなメリットがあります。

  • 確定申告でe-Taxが使える
  • 仕事の受発注での報酬の支払いや受け取りに必須
  • マイナポータルが使える

など。この中で、特に大きなものが上の2つです。

確定申告

フリーランスの場合、毎年確定申告を行う必要があります。確定申告では、大きく分けて「税務署に行って申告する方法」「インターネット行う方法(e-Tax)」があります。e-Taxではマイナンバーカードとカードリーダーを持っていると、税務署に行かずにすべてインターネット上で申告が出来ます。確定申告の時期の税務署は非常に混雑しますし、忙しいフリーランスにとって、これはぜひ活用したい方法ではないでしょうか。

仕事の受発注

フリーランスとして仕事をしていると、相手とのお金のやりとりが発生します。こちらが発注者のケース、受注者のケース、いずれについても源泉徴収を行う場合はマイナンバーのやり取りが必要になります。フリーランスの場合、一般の会社員と異なり、個人でさまざまな相手と取引を行うことになりますので、そういった際の効率をアップさせるためにもカードを作っておくと良いでしょう。

今後、さらに増えるメリット

現在、マイナンバーカードは社会保障や税などの内容に限定されて利用されています。しかし、今後はさらにその利活用が進むと言われています。

年金や金融、災害時の対策といったところに留まらず、マイナンバーカードと健康保険証の一体化などさまざまな利便性を高めていく計画がなされています。

これがさらに進むと、クレジットカードやキャッシュカードといった金融機関のカード、運転免許証など、さまざまなカードが一体化されるかもしれません。そうなると非常に利便性の高いものとなりますし、生活に欠かせないものとなるのは間違いありません。

まとめ

皆さんはマイナンバーカードを持っていますか?マイナンバーカードの普及率は約10%と、まだまだ低い状況にありますので、持っていない一も多いことでしょう。

しかし、実はフリーランスこそマイナンバーカードは早めに取得すべきなのです。それは、以下のような理由からです。

  • 確定申告がやりやすい
  • 受発注の際に便利

今回は、こういったフリーランスがマイナンバーカードを取得するメリットについて說明しました。ぜひ、フリーランスの方は、この記事を参考にしてマイナンバーカードの取得を考えてみてください。

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