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フリーランスにポートフォリオサイトが有益な理由

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2019年03月20日

フリーランスのポートフォリオサイトが注目されています。特にデザイン系のフリーランスは仕事上の重要なアイテムでしょう。すべてのフリーランスにポートフォリオサイトは必要なのでしょうか。

ポートフォリオサイトの利点を説明し、お手本にしたいポートフォリオサイトを紹介いたします。また、自作が難しいフリーランスでも簡単にできる方法もお伝えします。

フリーランスにポートフォリオサイトが必要なわけとは?

ポートフォリオサイトで安心

ポートフォリオサイトはフリーランスで仕事をいただく時に役立ちます。特にwebデザイナーやディレクター、マークアップエンジニアなどクリエイティブな面がある仕事を持つ方にとって、なくてはならないものでしょう。どのような仕事をしてきたのかを映像や画像でポートフォリオサイトに紹介したり、仕事のコンタクトをweb上で取ったりと利点があります。

いつも決まった取引先との契約があり、確実に仕事が続く状態であるフリーランスはポートフォリオサイトの利点はないかと思われがちです。しかし、フリーランスで働く以上は固定した仕事が必ずしも長く続く保障はありません。

プログラマーやSEなどのIT関連のフリーランスでも自身の仕事に対する信念あるいは働き方を説明し、経験した業務内容やプロジェクトの成果やクライアントからの声などをポートフォリオサイトで紹介しましょう。

ポートフォリオサイトを持つことで名刺代わりのように仕事の契約の際に見てもらえるよう用意しておくだけでも仕事の受注に効果的になるのではないでしょうか。

ポートフォリオサイトの中身は何が良いのか?

ポートフォリオサイトは必要な情報を発信しないといけません。内容はそれぞれの仕事の種類によって精査する必要があります。

フリーランスのポートフォリオサイトは今までの仕事の内容・実績紹介が一番大切な情報です。webデザイナーであれば制作したwebサイトの紹介をしたり、エンジニアであれば請け負ったプロジェクトの内容を紹介したりします。

また、仕事に関する経歴や連絡先、顔の画像などを公開するとどのような人なのかをわかりやすく紹介できます。但し、実名や実際の連絡先を公表することで、不利益を被ることが不安なフリーランスは、公表する可能な範囲を見極めてポートフォリオサイトに出しましょう。

連絡をとるためのコンタクトフォームなどがあると実際の連絡先を出さずに済むので良いかもしれません。ブログのような日記などを載せると人柄や仕事についての細かい部分もさらに伝わりやすくなります。

また、SNSなどと連携することでより多くの人が目にする機会を増やせます。仕事をポートフォリオサイトでとりたい場合にはSNSは必須項目のひとつになるでしょう。

ポートフォリオサイトのデザイン面で必要な部分はファーストビューです。サイトを開くと最初に目にするのがファーストビューです。そこで印象が決まるのでどのような色にするのか?動きは付けるのか?などのデザインが大切なポイントです。

webデザイナーが作る素敵なポートフォリオサイトを紹介!

Webデザイナーは自身でHTMLやCSSといったwebサイトを作るための言語などを使用してポートフォリオサイトを作成します。どのようなデザインがポートフォリオサイトとして効果的なのかwebデザインをしているからこそ知っている技術のため、webデザイナーのポートフォリオサイトは他のIT関連のフリーランスも参考になります。

真っ白な画面に柔らかな表情のデザイナーがいる配置はご本人のぬくもりが直に伝わってくるような印象を与えます。中央のメッセージはデザイナーの仕事に対する心根がわかりやすく説明されています。画像や文字の間の余白がゆったりとしていることで、ポートフォリオサイトがとても見やすく、もっと見たいと思わせるデザインになっておりお手本にしたい作品です。

マウスを画像にホバーするとじわっと動きが出る技術力を表現しているポートフォリオサイトです。凝ったデザインは他には見られないインパクトを与え、デザイナー自身の湧き出る新鮮さをアピールしているかのようです。色の使い方も研究されていて、クリックさせたい部分がよくわかるようなコントラストで、文字の配置や大きさ、余白などのクオリティーが高いサイトはとても魅力的です。

HTMLやCSSがわからなくてもポートフォリオサイトが作れる!

ポートフォリオサイトが作れる

ポートフォリオサイトを作るにはwebデザイナーに頼んだり、自身でHTMLを記述して作ったりします。しかし、金銭的にプロに頼むほどではなかったり、HTMLやCSSといったweb制作の知識がなかったりするフリーランスがいるのではないでしょうか。

そのようなフリーランスの味方になるのが、ポートフォリオサイトを手軽に作れるサービスです。

webデザイナ-が制作するようなデザインの独自性や使用するフォントやページの数、デザインのカスタマイズがすべて思うようにできるわけではありませんが、ポートフォリオサイトの第一歩としての利用価値はあります。

Goope(グーペ)はポートフォリオサイトの無料テンプレートが豊富にあります。日本の企業のサイトのため、初心者でもわかりやすくポートフォリオサイトを導入できる点ではお勧めです。

見栄えがよく装飾が凝っているテンプレートは有料になっていますが、利用料をランクアップしたビジネスプランを利用すると使いたい放題になります。通常プランは月額1000円かかり、初期費用はすべてのプランで3000円必要です。DX版は月1500円でアクセス解析やメルマガ配信の機能、問い合わせのカスタマイズができます。月3500円のビジネス版は電話サポートが更についていて、独自ドメインが一部無料です。

Strikinglyはポートフォリオサイトを作成するのに編集機能が簡単で、デザインなどの経験がなくても簡単に作れます。デザイン性の高いポートフォリオサイトでも30分で作成できるところがおすすめポイントです。

シンプルブログという簡単にできるブログ機能付きで、アクセス解析機能もついています。お問い合わせフォームも手軽に利用でき、SNSの連携もできます。

テンプレートのデザインは個人紹介の柔軟な対応があります。かわいらしいコミカルなイラストのテンプレートもあり、フリーランスの個性を出せるのではないでしょうか。

無料版もあるので試しにポートフォリオサイトを作ってみようと思ったフリーランスには強い味方です。

プロ版は月に16ドルかかり、年額プランにすると無料ドメインがもらえます。ページの数の追加が大幅にでき、サイトを限定した人だけに公開できるパスワード保護機能があります。また、無料版ではStrikinglyのロゴが入っていますが、プロ版にすると表示を解除できます。フォントもいろいろ選べる仕様になっています。

Jimdoは書体やテキストのサイズなどレイアウトをカスタマイズできるようになっています。ポートフォリオサイトのテンプレートは3つありますが、その他のネットショップなどのテンプレートやお店のテンプレートなども利用できます。

無料版ではアカウント名.jimdofree.comがURLになりますが、月額980円のプランになると独自ドメインの使用が可能になります。また、広告表示がなくなり、スマホの最適化が追加されます。日本語の書体は15種類ありますが、月額2415円のビジネス版にすると176書体が利用できます。SEO対策もとってあるので安心してポートフォリオサイトを運営できます。

自分の魅力を伝えるポートフォリオサイト

フリーランスがポートフォリオサイトを持つことは自分の魅力を伝えることができる術を持つということです。個性的であったり、堅実であったりとそれぞれの持ち味を生かして仕事をしているからこそポートフォリオサイトを運用すべきではないでしょうか。

フリーランスは現状よりも良い仕事に繋げられるようにポートフォリオサイトを作成してはいかがでしょうか。

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