在宅で仕事をしているフリーランスは、会社勤めの時のように始業時間や会議の時間などが決まっているわけではありません。夜中に起きて、すぐにパソコンの電源をいれるだけで仕事ができるのです。
逆にいえば、「明日が休みだから今日中に頑張らないと」というようにメリハリがなくなるため、「昼間だらだらしても夜中にすればよい」と後回しにしてしまうこともできてしまうのです。そうかといって、長時間仕事を続けていても、効率が悪く体調を壊すもとにもなります。
そのため、自宅で仕事をしているフリーランスであってもメリハリをつけるため、時間の使い方が大切になるのです。
簡単にできる時間管理方法
フリーランスにとって時間の管理は大切ですが、決して難しいことではありません。それでは、簡単にできる時間の管理方法をご紹介します。
- やるべきリストを作る
フリーランスは全て自分で行うことが多いため、必要なことが数多くあります。そのためするべきことを書きだしてTo do listを作る必要があります。営業から、集金まで一人で行うためやること自体は多いのがフリーランスです。
そのためしないといけないことは、しっかりと把握しておくことが大切です。
- 優先順位をつくる
フリーランスの場合は、会社員勤めと違いやりたいことができるようになります。そのため、あれもこれもと考えがちですが欲張り過ぎても結果はついてきません。そこで優先順位を明確にする必要があります。
やるべきリストを作ったあとに、さらに色分けなどをして優先順位をつけるようにしましょう。
- 整理整頓をする
必要なものが見つからないと、余分に時間がかってしまいます。そのために普段から必要なものを整理整頓しておく必要があります。また不要なものはできるだけ減らすようにしましょう。
- 働く時間を決める
フリーランスは自分で仕事をする時間を決めることができます。しかし会社勤めの様に時間が決まっていないためだらだらと仕事をしてしまう傾向にあります。そのため、仕事を始める時間と、休息時間、終了の時間をある程度ルーティーン化させることが大切です。
見直しをする
フリーランスは自分との闘いであり、他の人がだめだしやアドバイスをくれるわけではありません。自分でたてたスケジュールなどを定期的に客観的に見ることが大切です。
- スケジュールの見直し
思った以上に効果のないことは外し、内容を変更することも大切です。また優先度を変えることが必要になることもあるでしょう。またより効率のより方法を考える必要もあります。例えば3日でできていたことを、2日でできる方法はないかなど同業者のブログなどを見るのも一つの方法です。
- 自分のキャパシティを知る
自分のやっていることを見直すためには、自分のキャパシティを知ることも大切です。いくら効率の良い方法を見つけても自分ができない範囲であれば逆効果となるのです。
- 目標設定
目標設定は、売り上げ数、資格をとるなど様々な内容が考えられます。また短期の設定と長期の設定を明確にすることで目標に向かって頑張ることができるのです。しかし自分も見直しをした時に、上方修正、また下方修正が必要なこともあるでしょう。
便利なアイテムを使う
フリーランスが時間の管理をするために、便利なアイテムを活用することも大切です。アプリなど数々あるのですが、ここでは特におすすめのアイテムをご紹介します。
- 時間管理アプリを使う
HoursやTimelyなど時間管理アプリを使うことで、作業一つをするのにどれくらいの時間をかけているかを把握することができます。WEB版と連動しており、パソコンでの確認も可能です。
- Google カレンダーと同期
To do listやタスクの管理、家計簿アプリなどをGoogle カレンダーと同期しておくとスケジュールの管理が簡単です。アラーム設定をすることで、納期を忘れることもありません。場合によっては、クライアントとデータを共有することもあるでしょう。
便利なサービスを利用する
食事をするために、外食をするのも料理をするのも時間がもったいないこともあります。しかし体調を維持するためには、栄養のバランスも考える必要があります。そこで便利なサービスをご紹介します。
- UberEATS
外出しなくても、登録しているレストランと同じメニューを自宅まで届けてくれるシステムです。時間のロスをすることなく食事をすることができるのです。
- ネットスーパー
それでも毎回UberEATSを頼むわけにもいかず、また食材以外にも必要なものもあるでしょう。そこでイオンやイトーヨーカドーなどで行っているネットスーパーがおすすめです。だいたいその日か、次の日には届けてくれるため時間のロスをすることもありません。
フリーランスにとって、時間が決まっているわけではない反面、より時間の管理が大切になります。しかし決して難しいことではなく、日ごろからこつこつと工夫をするだけで時間の管理ができるようになるのです。