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ワークライフバランスを実現したいフリーランスがやるべきこと

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2018年10月04日

フリーランスの皆さん、プライベートの時間はしっかりと取れていますか?

会社の規則通り働く会社員と違って、フリーランスとして働くメリットは、「自由に時間を使える」「ワークライフバランスが保てる」ことであると言われます。しかし、実際には仕事に追われていないでしょうか。プライベートと仕事のメリハリがつかない状態になっていないでしょうか。

今回は、フリーランスが陥りがちなワークライフバランスにの罠について解説します。

フリーランスが目指すべき、本質的なワークライフバランスとは

ワークライフバランスとは「やりがいや充実感を感じながら働きつつ、個人の時間を持ち、仕事と生活の調和を実現すること」とされています。

これは、「仕事とプライベートの割合を50%ずつにしてください」というわけではありません。本質的には「自分自身が満足し、充実した生活を送れている事」が重要ではないでしょうか。

フリーランスは、「会社員と比べて自由な働き方ができる」とか、「家族との時間やプライベートが充実する」などと書かれた記事を目にすることがありますが、これはフリーランスの働き方が、自分で仕事量をコントロールしやすいから、というイメージがあるからでしょう。

しかし、趣味を仕事にしたような人や、仕事が楽しくて仕方がない、と感じている人の場合は、仕事をしている時間が多くても問題にはならないと考えます。ストレスを感じず、満足しながら働けているのであれば、無理して仕事以外の時間を作る必要は無いわけです。

これを念頭においた上で、フリーランスが陥りやすい問題を考えてみます。

テレワーク型で働くフリーランスに生じる問題とは

クライアント(仕事の依頼主)から離れた場所で働くテレワーク型で、特に仕事を始めたばかりのフリーランスにとっては、以下の問題が挙げられます。

  • 評価・実績を作るために、仕事は単価が安く、量をこなさなければならない
  • 仕事拡大のための営業活動を並行して行わなくてはならない

特に、副業としてダブルワークになっていると、この状態はさらに顕著になり、「睡眠時間を削って仕事をする」「プライベートは取れない」などといった状態になっているケースもよく見られます。

こういう状態では、「家族との時間」や「プライベートの充実」どころか、体調を崩してしまいかねません。体調を崩して仕事ができなくなってしまうと、フリーランスの場合は、収入が途絶えてしまうという致命的なことになります。

客先常駐型で働くフリーランスでも注意が必要

客先常駐型で働くフリーランスでも同じことが言えます。周りにはクライアントの社員が一緒に働いているため、どうしてもそこの社風に引っ張られてしまい、同じような働き方となってしまうケースがあります。無理を言われても嫌な顔ひとつせず対応することで、仕事が継続するというケースもあるでしょうが、「なんでもやってくれるから助かる」という評価のされ方だけを目指すと疲弊してしまいます。

傍から見ると社員と同じような働き方をしていますが、実際には上司・部下といった関係性が無く、また常駐先企業のイベントにも参加義務はありません。自らコミュニケーションを円滑にするために積極的に行動することは構いませんが、そこに強制力はありません。

フリーランスらしいワークライフバランスの実現のために

では、こういった負のスパイラルに陥る前に、この状態を解消し、フリーランスらしいワークライフバランスを実現するにはどうすれば良いのでしょうか。

まず、負のスパイラルを解消するために大切なことは「仕事の時間とプライベートの時間を分ける」ことです。しかし、十分な収入を得るためにはプライベートの時間を削って仕事をするというケースも多いでしょう。そこでポイントとなるのが、以下の3つです。

  • 仕事の単価を上げる
  • 仕事の時間を減らす
  • プライベートの時間や休息日を作る

しかし、いざやってみようとするとこれらは非常に難しいことです。当然、単価などすぐに上がるものではありませんし、長期的に取り組む必要があります。では、単価を上げるためにはどうすれば良いのでしょうか。

  • 原稿など納品物の完成度を高める
  • 同じ顧客から継続的に受注する
  • スキルアップをして、高単価の仕事を受けられるだけの能力を身につける

例えば、クラウドソーシングでは1記事100円などの案件がたくさんあります。しかし、中には、1,000円や10,000円といったものもあります。この違いはどうして起きるのでしょうか。答えは、誰でもできる仕事かそうでないかです。

つまり、大切なことは「自分にある強みを伸ばして、他人にできない仕事にする」ことです。これによって、今までより少ない仕事量で同じ収入を得ることが可能となります。

強みは何でも良いのでぜひこれを意識して取り組むことをおすすめします。

まとめ

フリーランスのメリットは、「時間を自由に使える」「プライベートとの両立がしやすい」とよく言われます。しかし、果たして実態はそうでしょうか。また必ずしも、プライベートの時間が少ない事が悪いわけではありません。

しかし、そのためには仕事の単価を上げることは不可欠です。自らの強みを生かして、自分にしかできない仕事をすることを目指していきましょう。そうすれば、きっと仕事とプライベートを両立させた素晴らしい生活が送れるはずです。

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