フリーランスの始め方から確定申告までの流れについて、全10回に渡って解説をしていくシリーズの最終回です。
今回は「法人化するメリットとは?」というテーマについてお伝えしていきます。
法人化のメリット・デメリットとは。
法人化に適した条件や時期について、詳しく解説をしていきます。
法人成りのメリット・デメリット
これからフリーランスになるタイミングで法人化した方がいいのか、という質問は非常に多く寄せられるとのこと。また、初めから会社を設立しよう、と考えている方も多いそうです。今回は法人成りのメリット・デメリットについて解説をしていきます。
具体的には、メリット・デメリットについてランキング方式でお伝えしていきます。
法人化のメリット ベスト3
第1位は「所得分散」。個人で1000万円の仕事を受ける場合と、会社で受けて分散させる場合では、どのような違いがあるのでしょうか。具体例を用いて解説をしていきます。
第2位は「消費税2年免税」。会社設立時から2年間、条件はありますが消費税が免除されます。その条件とはどのようなものなのでしょうか。
第3位は「決算日変更」です。フリーランスでは通常12月決算で確定申告をしていきますが、会社では自由に決算日を決められます。そのことでどのようなメリットがあるのでしょうか。それぞれの項目について詳しく解説をしていきます。
その他のメリット
ベスト3以外にもメリットはあります。例えば会社で使う車についてはどのような扱いになるのでしょうか。また、繰越欠損金についてもフリーランスとは条件が変わります。この点について詳しく解説をしていきます。
法人化のデメリット ベスト4
第1位は「社会保険」。フリーランスと法人化で一番大きい変化はこの保険関係です。国民健康保険+国民年金から社会保険に変わると、年間でどれくらい負担額に違いが出るのでしょうか。具体的な表を使用して解説しています。
第2位は「赤字でも税金7万円かかります」。残念ながら会社の経営が傾いても、状況に関わらず発生してしまう税金があります。それはどのような税金なのでしょうか。
第3位は「専門家報酬が発生します」。会社設立時には司法書士に依頼をすることになりますが、どれくらいの金額がかかるのでしょうか。
第4位は「源泉徴収義務」。源泉徴収と言えば、今までは徴収される側でした。法人化をすることで、徴収する側に回ることになります。それはどのような作業が増えるということなのでしょうか。
これら4つのトピックスについて、詳しく解説をしていきます。
また、専門家報酬の相場についてもお伝えしていきます。
適切な会社の設立時期
様々なメリットやデメリットについて解説をしてきましたが、それでは会社を設立するタイミングとはどのようなタイミングなのでしょうか。デメリットやメリットを踏まえて、最適な時期について解説をしていきます。
公認会計士/税理士の山田真哉先生の解説動画です。
山田 真哉さま ご紹介
公認会計士・税理士
芸能文化税理士法人 会長
大阪大学文学部卒
東進ハイスクール勤務を経て、2000年に公認会計士二次試験合格し中央青山監査法人に勤務。
2004年に独立し、エンタテインメント業界に特化した会計事務所を立ち上げる。
2019年に芸能文化税理士法人に改組。
【主な著書】
165万部のミリオンセラー
「さおだけ屋はなぜ潰れないのか」(光文社)
シリーズ100万部
「女子大生会計士の事件簿」(角川文庫 他)
Youtubeチャンネル
オタク会計士ch【山田真哉】少しだけお金で得する
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