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情報処理の国家資格、初心者がとるべきITパスポート受験

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2017年02月08日

ITパスポート試験は、経済産業省が主催する国家資格「情報処理技術者試験」の区分のひとつ(スキルレベル1)で、「職業人が共通に備えておくべき情報技術に関する基礎的な知識をもち、情報技術に携わる業務に就くか、担当業務に対して情報技術を活用していこうとする者」を対象者像として規定しています。

情報処理の「入門編」とも言える国家資格で企業だけでなく、高校や大学でも資格取得を積極的に推進しています。

 

 ITパスポート試験と勉強法

受験までの流れ

(1)試験概要

・試験時間:165分 ・出題数:100問(小問84問、中問16問)
・出題分野:ストラテジー系(経営全般)35問程度、マネジメント系(IT管理)25問程度、
                 テクノロジー系(IT技術)40問程度
・合格基準:総合評価点 600点以上/1,000点

(2)受験手続

ITパスポート試験のホームページにて申込みます。申込完了後、登録メールアドレス宛てに確認票の発行連絡が届きますので、確認票をダウンロードします。なお、受験番号、利用者ID、確認コードの3つを正しく入力できないと受験できませんので、確認票は印刷して会場に持っていきましょう。

(3)試験当日・発表

試験当日は15分前から会場に入ることができます。その際、身分証以外は一切持ち込むことができません。ただし、会場にて配布されるペンと下書き用のカードは必要枚数を申告すれば持ち込みが可能となります。試験はCBT方式でパソコンに表示される問題をマウスやキーボードを使って解答します。

操作に不安がある場合はITパスポート試験のウェブサイト内にあるCBT疑似体験ソフトウェアを使っていればすぐに慣れることができます。全問を解答し「終了ボタン」を押せば、すぐに合否の結果が表示されます。合格した場合は後日郵送にて合格証書が到着します。

試験勉強のコツ

参考書をひと通り読み、あとはひたすら問題を解いていく勉強法で十分合格が可能です。参考書は「キタミ式ITパスポート」が、おススメです。過去問の掲載が多く、図やポイントを押さえた解説が分かりやすいのが特長です。また、Ping-tのサイトでも過去問が無料で使用できます。

ITパスポート試験は出題範囲が広いので深く掘り下げるよりも苦手な分野をなくすことを心掛けて勉強を進めましょう。

最後に

ITパスポート試験は、過去問を繰り返し解くことで大まかな出題傾向がつかめます。参考書はあくまで補助的な教材にとどめ、問題を解くことを通じて理解を深めていくといいでしょう。

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