プロジェクトマネージャ(PM)試験は、経済産業省が主催する国家資格「情報処理技術者試験」の区分のひとつ(スキルレベル4)で、「高度IT人材として確立した専門分野をもち、システム開発プロジェクトの責任者としてプロジェクト計画を立案し、必要となる要員や資源を確保し、計画した予算、納期、品質の達成について責任をもってプロジェクトを管理・運営する者」を対象者像として規定しています。
高度情報処理技術者試験の最難関として名高く、情報処理技術者試験の中で最も合格率が低いIT業界の花形とされている資格です。
プロジェクトマネージャ試験をパスした合格者の声
受験したきっかけ
会社が社員の資格取得を推し進めており特に情報処理技術者試験の受験を推奨していました。基本情報技術者、応用処理技術者と資格を取得していくと、さらに上位の資格を受験しようと思うようになりました。
この試験を意識していた時期に、案件をマネジメントする立場となり、その経験も生かせ、また試験勉強が業務にも役立つと思い試験勉強を始めました。
プロジェクトマネージャの資格を取得して良かったこと
知識の再整理ができた
試験勉強を通じて実際の業務で自然と身に付けていた知識や経験を整理することができました。
勉強した知識を業務に活かせる
不得意だった分野も試験勉強を通じて理解し知識を身に付けたことで、その内容を実際の業務で活かすことができました。
金銭的メリット
会社によっては資格手当が支給されるので経済的に助かりました。
「身に付いて良かった」と感じる知識や技能
これまでチーム内のメンバーの管理を苦手としていましたが、勉強した時に出会った問題集の事例を何度もイメージすることで、このケースではこうすればいいと実践することができるようになりました。
資格をどのような仕事に活かしているか
プロジェクトマネージャの資格を取ってから周囲の目が変わっていったのを実感します。社内で自分がやってみたいと思っていたことが採用されたり、意見がよりスムーズにとおるようになりました。これも資格を取った効果だと思います。
最後に
ある特定の分野のスペシャリストではなく、全体を見渡すいわばスポーツでいう監督に近いポジションがプロジェクトマネージャです。スポーツの試合を観て「自分ならもっとうまくできる」「自分ならこうするのに」と思う方にはこの資格はピッタリだと思います。