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ソフトウェア開発に必携!基本情報技術者試験勉強のポイント

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2017年02月08日

基本情報技術者試験は、経済産業省が主催する国家資格「情報処理技術者試験」の区分のひとつで、IT業界で働くために必要な基本知識と情報処理に必要な論理的思考が問われます。

IT業界の登竜門的な資格で人気があり、企業からの評価も高い国家試験です。この試験の特徴は、受験資格がなく、ソフトウェア開発の知識がなくても独学で十分合格可能であることが挙げられます。

受験手続の流れ

試験日と申込み方法

基本情報技術者試験は、春期(4月)、秋期(10月)の年に2回いずれも第3日曜日に実施されます。申込期間は春期が1月下旬~2月下旬頃、秋期が7月下旬~8月下旬頃で、願書は郵送のほか、IPA情報処理推進機構のホームページから提出することができます。

申込み方法によって受付期間が異なりますので注意が必要です。なお、受験票は試験日の約2週間前に発送されます。

合格発表

試験日から約1か月後にIPA情報処理推進機構のホームページにて発表されます。平成27年度春期試験は46,874人が受験し、26%にあたる12,174人が合格しました。合格証書は発表から10日後に簡易書留で発送されます。

試験の特徴

基本情報技術者試験は午前と午後(各150分)に分かれています。

(1)午前

四肢択一の問題が80問出題されます。過去問と類似した問題が出題されます。

(2)午後

・問1~問7:7問から5問を選択して答える問題
10分野から7問が出題され、その中から5問を選択して解答します。苦手な分野があれば2分野までは学習しなくても差し支えはありません。

・問8:必須問題
アルゴリズムの問題。試験では「疑似言語」が使用されますので、あらかじめ記述形式を理解しておきます。

・問9~問13:5問から1問を選択する問題
ソフトウェア開発の問題。得意な言語の問題に絞って学習を進めていきます。

学習のポイント

学習のポイントは過去問の反復学習に尽きます。基本情報技術者試験は過去問と類似した問題が出題されますので、出題傾向を把握しましょう。試験範囲は広いですが、過去問の学習を通じて不得意分野を発見し、そこを重点的に学習するとより効率的です。

参考書を選ぶ際は、2年分(4回分)程度の過去問が設問ごとに丁寧に解説されているものがおススメです。

最後に

IT資格試験に合格することも大事ですが、それがゴールではありません。何より優先されるべきことは実務レベルで何ができるかです。ただ単に合格のためだけでなく、実務にどう活かすかを念頭に入れて勉強をしていきましょう。

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